を読みました。感想とか思ったことをつらつら書きます。
5つのマネジメントが存在する
- コミュニケーションマネジメント
- リソースマネジメント
- オペレーションマネジメント
- キャリアマネジメント
- ブランドマネジメント
上記5つのマネジメントが存在し、従来マネージャーと呼ぶとこれら5つがまぜこぜになってしまっていた。
前回にも書いたけど、マネージャーは以下のことをやっていく必要があると考えている。
- 現状理解
- 目標作成
- 戦略作成
- モメンタム作り
- メンバーの成長
- チームで成果を出す
これらについて、それぞれのマネジメント領域が被りながら、行動していくと理解した。例えば現状理解は全てのマネジメントが行わなければならない。目標と戦略作成はリソースマネジメント以外のマネジメントが行う。モメンタム作りはコミュニケーションマネジメントとキャリアマネジメント、ブランドマネジメントが行う。などのように役割分担しながらやるようなイメージだ。
ただ誰がどのマネジメント領域なのか、どこからどこまでをやればいいのかというのを組織/チームごとに作っていかなければいけないと思われる。
本書では、全部やらずに、構造化することで手分けできるようにしようよ、ということを言いたいのだと理解した。なので自社ごとにマネジメントを構造化して、手分けできる形を取るのがいいと考える。
目的をはっきりさせることの重要性
本書でも目的を明確にするのがマネジメントだと書いてあった。目的 = 目標や戦略などと読み替えた結果、前回や前々回と同じようなことを言っているのだなと感じた。
モチベーションを上げるのと育成大事
マネージャーはモチベーションを上げるのと育成が重要だとしている。やはりモメンタム作りとメンバーの成長させることは非常に重要なのだ。改めてそう思った。
削減主義
本書だけで言われていた点として、削減主義というのがある。自分たちだけでやらずに、会社のお金を使っていこうという話も書いてあった。
これは最近非常に共感するところがある。元々なかなかお金を使えないと課題感を感じていたので、どんどん使って、どんどんチームを前に進めていきたい。
さらに人件費は削減しないとも書いてあった。これは確かにと納得である。モチベーション単純に下がるからね。メンバーの成長を促すにも、どんどん人件費かけた方がいい気がしてきた。まぁ適切にね。
チャレンジしていく
チャレンジできない環境、チャレンジが評価されない環境だと、人はチャレンジしない。それはその通りという気がする。メンバーの成長のためにも、チャレンジできて、それが評価される環境づくりって一番重要なのではなかろうか。
まとめ
- マネージャーはとてもたくさんやることがあるので、一人で頑張らずに、やることを構造化して複数人でやれるようにしよう
- 目的をはっきりさせよう
- モチベーションと育成をしよう
上記3点が重要だと感じました。チームを運営する中で、どれも重要だよな、と思いました。
あとチャレンジできる環境づくりもね。これはモチベーションとか育成に入ってきてる気もするけど。小さい会社だと非常に重要になりそう。