フラッガーの方程式 を読んだので感想書きます。
正直微妙
正直な感想を書くと、微妙でした。最後の追い上げは疾走感あって好きですが、そこまでがとにかく読むのが苦痛でした。あれ、これってすごくチープなラノベ読んでるんだっけ?って思わず錯覚する感覚を覚えました。ラノベ読むなら他のラノベ読みたいし…中途半端すぎない?という感想です。
伏線について
伏線が張り巡らされていて、最後に怒涛の回収が待っているとの触れ込みだったので頑張って最後まで読みましたが、これもまぁ回収されたね、という感じでした。一番最初、フラッガーシステムが開始した日の「待っててくれ佐藤さん!」という主人公のセリフがありましたが、この回収はされずに終わった印象です。佐藤さんなんて苗字つけたんだから、各パートのヒロイン全員佐藤とかに揃えて、どの佐藤さんだよ!みたいな展開を期待していたのに。
主人公について
主人公がまぁ特徴がない。あるとしたらツッコミ体質。漫画とかは普通に読んでるみたいだけど、アニメとかは見ていない設定です。うーん、特徴なさすぎない?フラッガーシステムの主人公をするにあたってはいいんだろうけど、この物語の主人公的には難しいんじゃないかなぁ。特に主人公のこと好きになれなかったし。
ツッコミをして終わった主人公、という印象でした。
総括
最後は疾走感あってよかったです。佐藤さんも救われてよかった。その他があまりにもチープなラノベなので、それだったら他のラノベ読みたかったです。
次は同じ作者のデビュー作であるノワール・レヴナントを読みます。