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私雨邸の殺人に関する各人の視点 の感想

私雨邸の殺人に関する各人の視点 を読んだので感想。

読む前の所感

ミステリー小説には珍しい(そんなに沢山読んだことないのでわからないけど)、探偵役の主人公以外の視点での推理が読めるとのことで気になった。 複数探偵が居たり、各キャラになりきって事件解決を目指すマーダーミステリーなどの参考になるかなと思って読んでみた。

それと全然関係ないけど、ミステリー小説を書いてみたいので、ミステリー小説を毎週一冊は読んでみようというのを始めてみる。いつまで続くかは謎。

読んだ後の感想

最序盤は各キャラの紹介だったので少し読むのが辛かったが、そこさえ乗り切ってしまえば、かなり没入感高く、読み進められた。全体的には読みやすかった。

事件の真相に関しては期待よりも大分ショボいというか、うーんという感じだった。

ただキャラクターがいいなと思った。ミステリ同好会の2人、特に二ノ宮の狂いっぷりが最高にキャラ立ちしており、良かった。 また水野に関しても、最後のオチがとても良かった。ギャグキャラだと思う。

事件解決後のエピローグがあるところが、何処となくマーダーミステリー感があってよかった。こういうキャラの掘り下げあるの助かる。

感想としてはこんな感じでした。次は硝子の塔の殺人読みます。