前回の続き。今回は2章。
チームには3つのフェーズが存在する
チームには以下の3つのフェーズが存在する。
- サバイバルフェーズ
- 時間が足りない
- 学習フェーズ
- ゆとり時間があり、学べる
- 自己組織化フェーズ
- チームにスキルがあり、自己解決できる
それぞれのフェーズで、リーダーが取るべき、取った方がいいリーダーシップスタイルが分かれている。
リーダーシップスタイルは3つ存在する
リーダーが取るべきスタイルは、以下の3つが存在する。
- 指揮統制型
- コーチ
- ファシリテーター
それぞれ、指揮統制型はサバイバルフェーズに、コーチは学習フェーズに、ファシリテーターは自己組織化フェーズに対応している。これらのリーダーシップスタイルを適切にチームのフェーズによって変化させることで、適切なリーダーシップが発揮でき、チームが良くなる。
それぞれのフェーズは、それぞれを行き来する
3つのフェーズは、それぞれ様々な理由により、行き来をする。例えば学習フェーズのチームがあった場合に、そのチームが持っているプロジェクトの締め切りを早めた場合は、サバイバルフェーズに移行する。その時にはリーダーは指揮統制型のスタイルを適用する必要がある。
チームをより良くしていくには、以下を行っていくと良い。
- サバイバルフェーズの場合は学習のための時間を確保させ学習フェーズに移行させる
- 学習フェーズの場合はチームを成長させ自己組織化フェーズに移行させる
- 自己組織化フェーズの場合はチームに干渉せず多くのことを進められるようにする
最終的には自己組織化フェーズにどれだけ早く辿りづけるか、どれだけ長く続けられるか、がリーダーが負っている責務といったところかもしれない。