エラスティックリーダーシップというオライリーから出版されている本を読んでいます。
読みはじめた理由としては、最近チームを組成し、うまいこと機能させるということを目的に動いているからです。この本を読んでいい感じのことが得られればいいなと思ってます。あと単純に良さそうな本だったので、一度は読んでおこうかなと。
せっかくなので、章ごとに感想というか自分のまとめみたいなのを書き残しておこうと思います。まずは1章から。
リーダーはメンバーに学ぶ機会を与える
リーダーの仕事はチームメンバーが新しいことを学ぶ機会や、チームを安全地帯から出させて、より良くなろうとしていくために自走できるようにするのが仕事の本質である。と書いてあった。
これは常にチームをより良くするために、新しい考え方ややり方、技術を学ぼうということだと理解した。確かにその通りで、同じことばっかりやっていては何も前進しない。むしろ後退する。なので、新しいことをして、時には失敗して後退することもあるけど、痛みを越えながら突き進んでいこう、ということ。
専門家はいない。私たちしかいないんだ。
Jeremy Millerという人の言葉らしい。これはすごいいい言葉だなと思った。何か大きな課題にぶつかった場合、それを乗り越えるだけの知識や経験はチームにはないので、外部の人に頼ろうと言った話になりがちである。
これは大きな間違いで、チームのことを知っているのは自分達しかいないし、本当に解決できるのは外部の人ではなく、チーム内にしかいないのだ、ということだ。激しく同意である。これがコンサルとかが嫌いな点かもしれない。外部からチャチャだけ入れて、何もしないのはアンフェアである。偏見だけど。
常に困難に挑む
自分自身とチームに、常に困難に挑ませ、何かを学ぶための動機づけを得よう、ということらしい。
常に困難に挑んでいると疲れてしまうので、困難だけど面白いものとか、ちょっとした楽しい要素もないと人間は壊れてしまうのでは?とも思った。これは価値観の違いだろうか。常に成長するために困難に挑む方がいいよね、くらいの温度感だったら納得感はある。困難に挑むこと自体を楽しもう、という話なのかもしれない。
常にリーダーのやることは変わる
チームに求められるリーダー像というのは、フェーズによって変化する。そのフェーズごとに、継続的にリーダーシップのスタイルを変更していく必要がある。そして、常にチーム自身が、継続的に成長できるようにするのが、リーダーの目標だ。
圧倒的に同意である。チームが置かれているフェーズごとに、何をリーダーがしないといけないかは、刻一刻と変わっていっている。なので、常に全体を俯瞰的にみて、何が足りないのか、何をしたら次のステージに進めるのか、というのを考え続ける。それがリーダーの仕事だと考えている。
ある時はトップダウンによる指揮が必要な時もあれば、ある時はチームに任せる方がいい時もある。それはリーダーが常に判断し、変えていかないといけない。
1章まとめ
- リーダーはチームを継続的に成長させることが目標
- 継続的にチーム自身が成長していくようにする
- チームが学ぶための時間を確保して、常に学習する
- リーダーはやることがフェーズごとに変わるので、常にやり方を変化させる必要がある
次回は2章を読んでいきます。