キャラクターで、「おばあちゃんが言ってた」といっておばあちゃんの知恵袋的なものやいい言葉を披露するみたいなのありますよね。 あれの効用について考えてみます。
個性を持たせられる
まず第一に、個性を持たせられます。
「あぁこのキャラはおばあちゃんっ子だったんだ」と視聴者や読者に思わせることができます。
また口癖で「おばあちゃんが言ってた」と言う場合は強いですね。
とりあえずそれを言わせておけば、そのキャラだとわかります。
課題解決の際に自由におばあちゃんの言葉を出せる
さらに物語が行き詰まった場合や、キャラクターが悩んでしまった場合の解決の糸口として、おばあちゃんの言葉が使えます。
これは非常に便利だと思っていて、そのキャラが持っていない考え方をいきなり出すことができます。
さらにどんなにトンチンカンなことでも言わすことができます。
全ては「だっておばあちゃんが言ってたんだもん」で解決できます。素晴らしい。
おばあちゃんが物語上重要な人物の場合、伏線に使える
さらにさらに、物語が進んで実はおばあちゃんは重要な人物だったのだ!となった場合、たとえ物語初期からおばあちゃん本体が出ていないとしても、キャラクターの口からおばあちゃんのキャラクターが透けて見えるため、伏線になり得ます。
「だからおばあちゃんあんなこと知ってたんか…」とか思わせられます。おばあちゃん便利すぎない?
さいごに
ここまで「おばあちゃんが言ってた」キャラの効用について書きましたが、よくよく考えるとこう言う「おばあちゃんが言ってた」キャラってそんなに居ないんですかね?
検索しても仮面ライダーカブトとデリシャスパーティープリキュアしか出てこない……もっといた気がするんだけど……。